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右往左往するアラサ―女子の、気ままな備忘録・雑記です。

あの気持ちには、好き、という以外に、どんな相応しいラベルがあったんだろう。

その人の背中を追いかける夢で、目が覚めた今朝でした。

その人というのは、高校時代に仲が良かった男の人のこと。

高校生の時の私にはまだ、男の人への「好き」、という感情がどんなものか、分かりませんでした。

だから、
その人が隣にいてくれて感謝や安心を噛み締めても、
大きな手で私の頭をわしゃわしゃされてじゃれているときの、そのまぁるい気持ちがなんなのか、名前付けができなかった。。。

「付き合ってるんじゃないの?!」
と、友人、先生、家族にも言われたけれど、
「そう見えるのかな、付き合うって何することなんだろう?」
と、ぼやーんと思うだけでした。

彼と私は、

  • 上京して、街をでる
  • 東京の、志望大学に入る

を共通目的にし、まさに切磋琢磨した友人でした。
家庭環境も似ていたからか、ルサンチマンの種類もよく似てました。

受験勉強の甲斐あって、二人とも無事行きたい大学に合格し、上京しました。

お互いに、大学に入ってから、恋人ができるわけです。
その時には私はもう、

  • 「好き」って何?どんな気持ち?

なんて疑問を持たずに、その時目の前にいた恋人と向き合っていたなぁと思います。

彼も私も二人とも真面目な性分だったので(いまは不明。笑)、それぞれの恋愛を本気で温めていました。
お互いの恋人に失礼がないようにと、どちらかが破局して泣きたい時だけ、二人で会いました。

新宿や四谷近辺で焼肉を食べて、
「恋愛ってなんだよー意味わかんないよ~」
「相手の目が節穴なんだ」
「いつか婿・嫁にもらってくれ」
と言い合うのが、かけがえのない時間でした。
けれど、そんなわけで、大学に入ってからはごく数えるほどしか会っていないです。

彼は、高校入学時の宣言通りの、超働く診療科のお医者さんになりました。
私は、高校卒業時も無目的だったけど、超働くコンサルの端くれになりました。

今朝、その人の、夢を見たのです。

夢から覚めてすぐに、
「あの気持ちには、好き、という以外に、どんなふさわしいラベルがあったんだろう」
と思いました。

好き、という名前をつけられなかった高校生の私。
10数年経ってからの今朝、初めて悔やみました。

その人に「ありがとう」だけじゃなくて、「好き」と言えなかった、勇気のない高校生の私が、心の中で右往左往しています。

数年その人から連絡がないってことは、誰かと幸せに暮らしているんだろうな。

大きな手で、たくさんの人を救っているだろうその人にとっての、救いの小さな手が、傍にありますように。